ハイサイ!きんじょうです。
全国では頻繁に譲渡会や里親募集がされていますが、沖縄でも活発にされています。
Facebookでも保護活動されている方や里親募集の記事をよく見ているんですが、気になる仔猫が里親募集されていました。
悩んだ末、里親になろうと決断して受け入れたのですが・・・
今回は、弱々しい仔猫の里親として受け入れてからのはなしを書きます。
仔猫の里親になった!
私は、このような思いで仔猫の里親になりました。
里親になろうと決心する
現在、ネットやSNSではたくさんの猫の里親募集がされています。
私も猫を飼っている者として、何とかしたいという気持ちで毎日チェックをしていますが、ペット禁止な物件に住んでいるうえに下半身不随の愛猫ねーこーがいるので里親になることに躊躇していました。
ですが、とても気になる仔猫がFacebookで里親募集で投稿されていました。
その仔猫は、道路でぐったりしているところを中学生の子に保護されたらしく、動物病院で診てもらったら下半身不随で相当弱っているとのこと。
もって3,4時間かも知れないと言われたそうです。
それでも翌朝には少し元気になっていて、再度動物病院でレントゲンを撮ったら脊髄には損傷は無いから、脳に障害の可能性があり、自力で排尿できないので圧迫排尿をしなければならないとのこと。
それで、保護した方は猫のことは全く分からないから不安で、団地に住んでいて猫を飼えない環境なので、ちゃんと看てくれる方に引き継ぎたいという願いでした。
確かにそういう状況だったら不安ですよね。
それでも救いたいという気持ちから行動に移したのは凄いことです!
見て見ぬふりをすることもできるし、安楽死を選択することもできます。
そういう話を聞き、カミさんと相談して里親になろう!と決心しました。
なぜ里親になったのか?
本当は、受け入れることに躊躇していました。
何故かというと、私の住んでいる物件がペット禁止でもあるし、弱っている仔猫を受け入れて責任をもって世話できるのかと考え始めたからです。
でも、その記事のコメントのひとつに、「安楽死も選択肢のひとつとして考えておく必要がある」とあったので、それだけは避けてあげたいという気持ちが一気に膨らみました。
それから「でも飼うのは難しいし、仕事もあるから付きっきりでの看病は無理だし・・・でも放っておけないし・・・」と葛藤が続きます。
そこでカミさんと話し合いをし、やっぱり放っておけないという結論になって里親になりますと連絡をしました。
里親になった理由
里親になろうと決心した理由はいくつかあります。
・圧迫排尿が必要だが、保護した方に猫を飼った経験がない
・圧迫排尿は緊急を要する
障害を持った猫は、里親に巡り合える確率は下がってしまうそうです。
知識がないと、受け入れるのはよっぽどでないと難しいですよね。
それと、圧迫排尿は下半身不随の猫には必要になります。
圧迫排尿をしないと、二日から三日で尿毒症で命に危険が及びます。
なので、一日3~5回ほど圧迫排尿をする必要があるのは大変っちゃ大変なので、大体の方は受け入れないでしょう。
こういった理由から、経験がある人が手を挙げないと里親は難しいを思ったので、少々の使命感を感じながら里親になりました。
それに、愛猫ねーこーは下半身不随なので、同じ境遇の猫がいたらいい友達になれるかな?という考えもありました。
以上が里親になった理由です。
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仔猫を迎える
保護した方と待ち合わせをして、いよいよご対面です。
とっても小っちゃくて可愛かったんですが、息も荒くて少し動いたらすぐペタンとなっていたので、相当衰弱している感じでした。
保護したのは中学生の子で、歩道に倒れて動けない仔猫を連れ帰ってきたそうですが、放っておけなくて動物病院に4日通院したとのこと。
そこまでして仔猫の命を何とかしたいという気持ちに応えて引き継ぎましたが、中学生の子はちょっと寂しそうにしていました。
優しい子に保護された仔猫は、それだけでも幸せですね。
悲しい結末が・・・
仔猫を引き受けてしばらく様子を見ていました。
ちょっと動いてはすぐへたり込みを繰り返す状態でしたが、動いている時は元気な仔猫そのもので、ウェットフードやちゅーるも少し食べれていました。
膀胱がパンパンだったので圧迫排尿をしたらしっかりとおしっこも出ました。
これからじっくりと体力を回復させていこうとやる気満々でしたが、そこでちょっと様子が変わってきました。
仔猫を引き受けて4時間ほどたったときでしょうか、急にぐったりして呼吸が弱々しくなってきました。
そのうち呼吸の回数が減ってきて、あっという間に息を引き取りました。
その間20分ほどの出来事。
何もしてあげれなかったこと、引き受けたせいで命を縮めたんじゃないかって考えると申し訳ない気持ちで悲しく、この記事を書きながらも思い出して涙が出るほど悲しかったです。
保護した方に、仔猫が息を引き取ったことを報告したら、最後まで看てくれてありがとうございますって感謝されたことに救われました。
元々、獣医師さんからは長くはないだろうとは言われていた仔猫でしたが、本当に悲しかったです。
最後に
下半身不随で衰弱していた仔猫が里親募集に出されていて、気になっていたので考えに考えて里親になると決めました。
そして、受け入れてから4時間ほどで息を引き取りました。
何もしてあげれなかったこと、引き受けたせいで命を縮めたんじゃないかって考えたりもしましたが、仔猫のために行動ができたのは良かったと思っています。
息を引き取った後の表情がとても穏やかだったので、楽になったのではないでしょうか。
きっと天国でいっぱい走り回っていることでしょう!
悲しい思いもしましたが、衰弱した猫や障害がある猫と出会ったときには受け入れてみてはいかがでしょうか?
確かに大変ではありますが、それ以上の何かを得られるような気がします。
動物に優しい世の中になることを願っています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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