猫に食べさせてはいけない危険なもの!中毒の症状と対処方法

エサを食べる猫 食事・食べ物
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食事中、ニャ~ってかわいい泣き声でこられるとつい何でもあげたくなるってことありませんか?

でも、それって本当に食べさせてもいいの?という疑問も湧いてきました。

実は、人間が普通に食べているものには、猫に食べさせると中毒を起こすものって結構あるんです!

猫に食べさせるといけない危険な食べ物や飲み物

エサを食べる猫

チョコレート

カカオに含まれるアルカロイド(テオブロミン)という成分を排出できないため、下痢や嘔吐、けいれんや尿失禁などを起こします。

症状が重たくなると命にも関わってくるので、軽い気持ちで食べさせるのはやめましょう。

 

ネギ類

玉ねぎやニラ、長ネギなどのネギ科には、猫の赤血球を壊してしまう成分があり、貧血や下痢、皮膚炎や喘息発作などの症状がでます。

 

ナス科

ナス科のナスやジャガイモ、トマトなどを食べると、呼吸困難や嘔吐、めまい、下痢などの症状が出ます。

 

生の大豆

生の大豆には、トリプシン・インヒビターというタンパク質の一種が含まれており、食べると下痢や消化不良を起こします。

加熱して少量なら食べさせても大丈夫ですが、与えない方が無難です。

 

生のホウレンソウ

生のホウレンソウにはシュウ酸が含まれており、食べると結石となって尿路結石になります。

尿路結石になりやすい猫も多いので食べさせないよう気をつけましょう。

ちなみに、うちのねーこーは一度尿路結石で7日間も入院したことがありますが、大変でしたよ。

生のイカ

生のイカには、ビタミンB1を分解する酵素(チアミナーゼ)が含まれていて、食欲低下やよだれが多く出るなどの症状がでます。

悪化すると、けいれんの発作や運動機能に障害が出ることがあります。

 

貝類

「アワビを食べると猫の耳が落ちる」と、昔から言われています。

血中に、アワビやサザエなどに含まれている毒成分が入り、日光に当たることによって光線過敏症になり皮膚炎やかゆみ、腫れなどの症状が出ます。

猫の耳は毛も薄く、毛細血管もうっすらと見えるので影響を受けやすいというところからきているようです。

 

お酒

猫は、自身でアルコールを分解することが出来ません。

なので、飲んでしまったアルコールは長時間体内に残ることになりパンティングや嘔吐、けいれんなどの症状が出ます。

最悪の場合、命を落とす可能性もあるので面白半分で飲ませるようなことは絶対に避けましょう!

 

牛乳、乳製品

猫といえば牛乳ってイメージがありますが、牛乳やヨーグルト、チーズなどの乳製品はダメなんです。

猫は、牛乳や乳製品に含まれている乳糖を分解する酵素が少ないので、消化不良を起こして下痢をすることがあります。

下痢がひどくなると脱水症状になるので乳製品は食べさせない、飲ませない方がいいです。

 

人が飲むためのものはダメですが、猫用のミルクがたくさんあるのでちゃんと猫用のミルクを飲ませましょう。

粉ミルクなので、毎日飲ませる方はこちらがお得です。

うちのねーこーは 、このミルクをよく飲みます。

 

 

パックタイプの猫用ミルクです。

開封したらそんなに持たないので冷蔵庫保存しましょう。

 

 

山羊ミルクは低脂肪なので、老猫にもオススメですよ。

 

お茶、紅茶、コーヒー、ココア、コーラ

お茶、紅茶、コーヒー、ココア、コーラなどに含まれているカフェインを猫が摂取すると、ふらつき、下痢、嘔吐、パンティング、過度な興奮状態などの症状が出ます。

症状が重たくなると、呼吸不全やけいれんを起こし、命の危険にさらされます。

 

猫に食べさせるといけない危険な植物

観葉植物

観葉植物

ポトスやヒメカズラ、スパティフィラムなどは、比較的手に入りやすいので育てている方も多いですが、猫にとっては中毒性が高い植物です。

食べてしまうと下痢や嘔吐、けいれん、呼吸困難などの症状が出ます。

あさがお

あさがおは、種の部分に毒が含まれており、下痢や嘔吐などの症状が出ます。

ユリ

葉、茎、花弁、花粉、花瓶の水を飲むなど、口にすると 腎臓の致命的な中毒症を起こすので要注意です。

アロエ

樹液に含まれているバーバロインという成分が、下痢を引き起こします。

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猫に食べさせるといけない危険な日用品

乾電池

誤食、誤飲によって体内に入れてしまうと危険なものがあります。

タバコ

タバコにはニコチンが含まれており、猫が食べてしまうとニコチン中毒になり、嘔吐や昏睡状態になる可能性があります。

あと、タバコの煙を吸い込むと喘息や肺炎などの呼吸器系の問題、肺がんを発症するリスクも上がります。

タバコのポイ捨てや、吸い殻をそのままにしておくのはやめましょう。

アルカリ電池

アルカリ電池のアルカリ成分が体内の組織を壊す作用があり、パンティングや吐血、やけどなどの症状が出ます。

使い終わった電池は、そのまま置いておくようなことはせずにきちんと処分しましょう。

ヘアピン、ゴム紐

髪を止めたり束ねたりするヘアピンやゴム紐も危険です。

口に入りそうな小さいものは、遊んでいるうちに飲み込んでしまう恐れがあります。

吐き出せたり、うんちと一緒に出てこればいいのですが、 腸に詰まったりでもしたら手術になる場合もあるので気をつけましょう

 

まとめ

くつろぐ猫

猫に食べさせるといけない危険な食べ物や飲み物

  • チョコレート
  • ネギ類
  • ナス科
  • 生の大豆
  • 生のホウレンソウ
  • 生のイカ
  • 貝類
  • お酒
  • お茶、紅茶、コーヒー、ココア、

猫に食べさせるといけない危険な植物

  • 観葉植物
  • あさがお
  • ゆり
  • アロエ

猫に食べさせるといけない危険な日用品

  • タバコ
  • アルカリ電池
  • ヘアピン、ゴム紐

私たちの食べものには、猫にとっては危険なものばかりです。

甘えてくるからとか、可愛いといった理由だけで何でもあげてしまうのはダメなことなんですね。

 

なので、キャットフードをしっかり食べさせるのが一番いいのではないでしょうか!

 

好奇心旺盛な猫でしたら、誤飲とかにも気をつけないといけませんね。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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