ハイサイ、きんじょうです。
「どうしようもなく不安になる」とか、「人前でパニックになる」など、漠然と精神的に不安定になることってありますか?
その症状、もしかしてトラウマかも知れませんよ?
「トラウマってよく聞きはするが何のことを言うの?」と疑問に思っている方もいらっしゃるかと。
そこで今回は、トラウマの原因や治療方法を書きます。
トラウマについて
まずは、トラウマを知りましょう。
トラウマとは?
トラウマとは 心的外傷のことで、精神や身体に何らかの衝撃的な体験をすることによる心の傷です。
トラウマは人によって大小さまざまですが、人生に悪影響を与えてしまうほど深い傷を負っている人もいます。
トラウマの種類
トラウマには、発達トラウマとショックトラウマがあります。
発達トラウマは、子供のときの親子関係での体験で受けた心理的・身体的なストレスが心の傷になっていることです。
ショックトラウマは、失恋、人間関係、ケンカ、いじめ、事故、恐怖体験、大きな失敗などの外的ショックによる心の傷です。
トラウマのサイン
トラウマを抱えている人は、このようなサインを発しています。
- ふとしたときに、つらい体験や感情がよみがえる。
- 人に対して心を閉ざす。
- 急に怒ったり泣いたりと、感情のコントロールが効かない
- 恋愛が続かない、臆病になる。
- 子供に対して怒りの感情が出てしまう。
- 自分に自信がない。
- 自分を許せない。
- どうしようもない不安に襲われる
- ○○が怖い(特定のものに恐怖を感じる)
これはほんの一例で、個人によって抱えているトラウマは様々です。
それって憑依されているかも?チェックリストと対処法で解決しよう!
トラウマを克服しよう!
トラウマのサインを見て、何かしら当てはまるものがあったり、「あれかな?」と思うところがあれば、これを機に克服してみませんか?
ここからは、自分でできるトラウマの治療法です。
1.遠くの景色を眺める
トラウマに襲われるときは緊張状態にあります。
緊張を解くために遠くの景色を眺めることでリラックスできるので、心が落ち着いてくるでしょう。
2.軽く体を動かす
身体に閉じ込められたストレスや過剰なエネルギーは放出してしまいましょう!
過激な運動は必要なく、ストレッチやヨガ、ウォーキングなどの軽めな運動で充分です
体を動かすと、気分も晴々してきますよ!
3.TVを観ないようにする
ワイドショーやニュース番組では、毎日ひどい、悲しい事件もバンバン取り上げられます。
それを観ることで、思い出したくもないトラウマを思い出してしまうことがあります。
私は、TVでワイドショーやニュース番組を出来るだけ観ないようにしています。情報が欲しかったらインターネットでも充分です!
4.癒しの音楽を聴く
1日に少しでもいいから、ゆったりと過ごす時間を作って癒しの音楽を聴きましょう。
癒しの音楽には、血圧と心拍数を安定させる働きがあります。
ヒーリングミュージックのCDもたくさんありますし、YouTubeでもたくさんのヒーリングミュージックがUPされていますよ。
5.瞑想する
瞑想は、自分自身と向き合う行為です。瞑想するとき、イメージの中で インナーチャイルド(過去の傷ついた自分)に話しかけ、抱きしめてあげましょう。
そうすることで、自分自身が癒されます。
ですが、 自分自身を愛せないという方がいます。そういう方が自分自身を抱きしめるというイメージを持つことは難しいことでもあります。
でも安心してください!そういう方のためにいい方法があります。
その方法とは、天使に抱きしめてもらうんです! それならできそうでしょ?
天使に愛してもらうと、自分を許せるようになって、自分を愛せるようになってきます。
どうでしょうか?どれも身近で簡単にできることなので挑戦してみてはいかがでしょうか。
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トラウマは上書きすることができる!
トラウマは、癒すことはできても完全に消すことはできません。
なぜなら、起こった出来事はすべて魂が経験したことなので、もう刻まれています。
それを忘れようとして無理やり蓋をしても、何かの出来事で思い出してしまうことがあります。
なので、消そうとするのではなく、上書きをしていきましょう!
例えば、 「つらい経験を乗り越えて、今ここにいる自分を褒めてあげる」とか、「そのときに助けてくれた周りの人に感謝」という風に、 つらいことに焦点を合わせるのではなく、良い感情に焦点を合わせることで感情の上書きをすることができます。
上書きすることにより自分自身が癒され、自分自身を受け入れることができますよ!
私のトラウマ体験談と治療
「私にもトラウマがあったんだ!」っていう体験をしました。
私が4歳のころ、火事による大やけどを負いました。
多少やけど痕はありますが、そのときの記憶があまりないので、自分自身では特に悩むこともなく普通に生活をしていました。
ですが、ある日の夜、今までにない感覚を味わいました。
高校受験のため塾に通っていて、休憩時間に遊んでいると近所で火事が起きました。
中学生だったので、何にでも興味を示すお年頃。みんなで火事の現場を見に行こう!となりました。
そして向かう途中、300mほど離れたところの建物の後ろで炎が立ち上がっているのが見えました。
そのときです、急に前に進めなくなって、これ以上この場にいたくないという感情が沸き上がってきました。
結局は火事現場には行かず、ひとり教室に戻りました。
怖いという感情はなかったのですが、体が動かず何とも言えない感覚になったのは初めてでしたね~。
キャンプファイヤーとかたき火は全然平気なんですが、火事となるとトラウマが出てくるようです。
私が行っている治療は、瞑想でインナーチャイルドを癒し、危険をかえりみず助け出してくれた母への感謝で上書きをしています。
感謝は大きな武器となりますよ。
さいごに
トラウマは、誰でも大なり小なり抱えています。
人によっては大したことないと思っていても、大きなトラウマとなって苦しんでいる人もいます。
この記事が、今悩んでいる方に少しでもお役に立てれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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