下半身不随の猫

下半身不随の猫を保護すると決めたら診察後に四つの選択肢がある

投稿日:2019年8月19日 更新日:

ハイサイ!きんじょうです。

皆さんの中で、怪我をした猫を保護したことのある方はいらっしゃいますか?

私は、交通事故で動けなくなっていた子猫を保護して、一緒に暮らして約一年になります。

 

保護した後、動物病院に連れて行ったらおしまいっていう訳にもいきません。

診察して今後の治療方針を決めなければいけません。

 

ここからは、診察した時のはなしと、ちゃんと飼うのか?飼わないのか?を決めるために四つの選択肢があった話を書きます。

 

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まずは動物病院での初診察

猫の病院

車道脇で愛猫ねーこーを見つけたときはどうしようかとドキドキでした。

ですが、たくさん考えて保護して連れて帰ろうと決断しました。

家に連れて帰る前に、怪我をしているし衰弱もしている感じだったので動物病院に連れていくことにしました。

 

ここであることが頭をよぎります。

「動物病院の治療費って高いって聞くけど、幾らかかるんだろう?」

突然の事でそんなにお金を持っていなかったので、心臓バクバクしながらATMでお金を引き出して動物病院に向かいました。

車の中でバスタオルにくるまれているねーこーは、安心したのか顔をバスタオルにうずめて落ち着いた感じでした。

そのときは、嬉しくなって保護してよかったな~とカミさんと話していました。

 

そして動物病院に着きました。

待合室は、犬や猫の患者さんでいっぱいだったせいか、ねーこーはブルブル震えていました。

 

待つこと40分、ねーこーの診察が始まりました。

まずは、看護師さんの問診があり、体重測定、体温測定をします。

その時は、体重約400グラム、体温37度ちょっとでした。

 

それから少し待って、獣医師さんが来てねーこーの事を丁寧に対応してくれました。とても優しい感じの獣医師さんで良かったです。

 

その時に、生後1ヶ月ぐらいだねと教えてくれたので年齢を知りました。だから両手に収まるくらい小さかったんだな。

 

車かバイクに轢かれて脊髄を損傷している

それから外見と触診での診察が始まりました。

脊髄損傷はなんとなくわかっていて、背中の一部を触ると嫌がって鳴いてました。

下半身が全く動いておらず、持ち上げても後ろ足としっぽがだら~んとした状態です。もう見ているだけで痛々しいです。

 

膀胱が膨張している

獣医師さんによると、「下腹部が腫れているのは、事故の影響で膀胱が機能しなくなり、おしっこを自分で出せなくなったから膀胱が膨張している状態」との事でした。

膀胱の膨張で問題なのは、自分でおしっこが出せない事です。

 

なぜ問題かというと、おしっこを出せずに2日以上経過すると命にかかわるからです。

人の手による圧迫排尿が必要になってきます。

この話を聞いて、「圧迫排尿って何?重症なの?」と少し不安になりました。

 

内臓へのダメージの有無

獣医師さんから 「外傷は見ている限りないが、事故の衝撃で内臓にダメージがあるかもしれない」という診断を受けました。

事故による衝撃で内臓のどこかに損傷がある場合、2,3日で命を落とす場合がある。との事でした。

もう何とも言えない気持ちでショックを受けました。

内臓の状態を詳しく調べるには、レントゲン検査が必要です。

 

診断をしてもらった結果は以上でした。

この段階で、助かるか助からないか分からない状態です。

そこで、獣医師さんからのアドバイスがありました。

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いくつかの選択肢がある

保護して治療をしよう!と決めていざ動物病院で診察をしてもらうと、現実的な問題に直面します。

それは、責任を持って飼っていくということ、継続的な治療と治療費の問題の2点です。

 

正直、すぐに答えが出せずに悩みました。仕事は忙しいし、生活もギリギリでやっていますから。

 

その時に、色々見てきている獣医師さんから四つの選択肢のアドバイスを頂きました。

①考えられる治療をすべてやる

②選んで治療をする

③2,3日様子を見る

④元のところに戻す

①考えられる治療をすべてやる

レントゲン検査:約1万円ほど(検査の内容でも異なるようです)

手術:10~15万ほど。(実際にはもっと掛かる可能性もあり)

継続的な検査、投薬・・・

ペット保険もありますが、入ってなければ全額負担・・・動物医療費は高額です。

その時の心境:今の自分の現実ではちょっと無理だな~。

 

選んで治療をする

獣医師さんと相談しながら出来る範囲での治療を選んでいくということです。

例えば、手術は無理だけど、レントゲン検査をやってみて投薬していくとか。

その時の心境:ん~、この方法しかないのかなぁ~。

 

2,3日様子を見る

治療をしてもダメな場合があるので、2,3日様子を見てから大丈夫そうなら治療を始めるというです。

その時の心境:どうしよう。でも、今はこっちがいいのかな?

 

元のところに戻す

継続的な治療や治療費、それと、ずっと飼っていくことが無理という場合、何もせず元の場所に戻すということです。

その時の心境:この選択はないな。そんなことは出来ない!

上記の選択でひどいと思われる方もいらっしゃるかもしれません。

最初は私もそう思っていましたが、獣医師さんの話で色んな考えがあることを知りました。

 

獣医師さんが話していた内容はこうです。

全員が高額な治療を受けられる訳ではありません。

保護しても、住まいの事情で全員が飼える訳でもありません。

なので、診察後に元の場所に戻す方もいます。

だけど、それが悪いとも言い切れません。

無責任に飼うことの方がもっと酷い事になる場合もありますよ。

私は、この猫ちゃんが病院に連れてきてもらっただけでも幸せだと思います。

この言葉を聞いて、とても暖かいものを感じたし気持ちも楽になりました。

動物に携わる方だからこその意見ですね。

 

私の選択は・・・

先生と相談した結果、2,3日様子を見る でした。

その選択をした理由は、衰弱していたのでとりあえず点滴をすると動きがすぐ元気になってきていたので、2,3日様子を見ようという事になりました。

 

点滴をした2日後に診察してもらったところ、「キャットフードも食べていて元気に動いているし、この様子だったら内臓も大丈夫そうだから抗生物質の投与でしばらく様子を見ていこう。」という診断がでたのでひと安心しました。

 

保護して2日目のねーこーです。この頃はちっちゃいな~。

保護した猫

その日、「この猫を責任を持って飼っていきます!」と獣医師さんに話すと、ちょっと涙ぐんで喜んでくれたのがとても印象に残っています。

動物に愛情を持って接してくれる獣医師さんで本当に良かったです!

 

さいごに

横たわる猫

2019年8月現在の様子です。

それから2ヶ月間抗生物質の投与をして通院は終わりました。それからは元気に育っています!

 

下半身不随の方は、神経が指先まできていて少しずつ動いてきているので、歩ける可能性はあるそうです!

今現在は、プルプルしながらですが少しは立ち上がることができますが、歩き出すことは出来ないので後ろ足は引きずっています。

 

おしっこは、これからもずっと圧迫排尿をしていかないといけません。一度膨れ上がった膀胱は、もう元に戻ることはないそうです。

 

それでも毎日ねーこーとの暮らしを楽しんでいます。

 

保護した猫をどうしていくのかを決めるのはあなた自身です。

あなたが出した答えが正解だと、自信をもって決断されて下さい!

あなたと出会った猫ちゃんは幸せ者です。

 

皆さんの猫との生活が幸せでありますように。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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