ハイサイ!きんじょうです。
赤ちゃんのミルクの量はこれでいいの?と悩んでいる方がいる一方、あまりミルクの量を気にせず与えている方もいらっしゃいます。
赤ちゃんの月齢に合ったミルク量を知ると、安心してミルクを飲ませることができますよ!
月齢別ミルク量の目安と計算方法
まずは、目安となる1日に必要なミルク量の計算方法と、月齢別のミルク量の目安を知りましょう。
目安となるミルク量の計算
目安となるミルク量の計算式です。
150ml×赤ちゃんの体重(g)÷1000=1日に必要なミルク量
但し、あくまでも大きな目安なので、大体これくらいの量なんだなという基準としてお使い下さい。
月齢別ミルク量の目安
月齢別ミルク量の目安を参考にして下さい。
退院~生後2週間
・1回80mlを、1日7~8回程度
生後2週間~生後1ヶ月
・1回100~200mlを、1日6回程度
生後1ヶ月~生後2ヶ月
・1回140mlを1日6回程度
生後2ヶ月~生後3ヶ月
・1回160mlを1日6回程度
生後3ヶ月~生後6ヶ月
・1回200mlを5回程度
生後6ヶ月~生後7ヶ月
・1回200mlを5回程度+離乳食1食(食後のミルクは160ml程度)
早い子は生後5ヶ月くらいから離乳食が始まりますが、絶対に生後5ヶ月から始めるというルールはありません。
よだれがたくさん出るようになったら離乳食を始めるサインになりますので、あまりマニュアルに頼り過ぎないように様子を見ながら進めましょう。
離乳食は初月は1食にしましょう。
消化器官がまだ未発達なので、与え過ぎると下痢気味になりますよ。
生後6ヶ月~生後9ヶ月
・1回200mlを5回程度+離乳食2食(食後のミルクは160ml程度)
離乳食が進み、食事の量が増えるとミルクの量は減ってきます。
飲む量は、赤ちゃんの様子を見ながら量を調整しましょう。
生後9ヶ月~生後12ヶ月
・1回200mlを5回程度+離乳食3食(食後のミルクは100ml前後)
離乳食が3食になったら、今まで飲んでいたミルクをフォローアップミルクに替えてみるのもオススメです。
フォローアップミルクは、離乳食では不足しがちな鉄分やカルシウムなどの栄養素を補ってくれます。
こちらの「フォローアップミルク ぐんぐん」は、うちの保育園でも保護者の方がよく利用していますよ。
ミルクの与え過ぎに気をつける理由
ミルクを与え過ぎるとちょっと困ってくることもあります。
泣いたらすぐに与えるとクセになる
赤ちゃんが泣いたらすぐにミルクを与える方がいますが、それは止めたほうがいいです。
何故なら、ミルクを飲まないと泣き止まなくなるクセがつきます。
飲ませ過ぎると下痢にもなりますし、保育園側としては泣き止ませるのに大変します。
泣き止ませるには、遊ぶことで気をそらすのが一番です。
肥満になる
離乳食をしっかりとっているのに、成長しているからとミルクの量や回数を増やす方がいますが、それはちょっと考えたほうがいいです。
何故なら、 ミルクの与え過ぎによる肥満が心配だからです。
体重が増え過ぎたと感じたなら、ミルクの量や回数を見直したり食後のミルクを水や麦茶に替えるなどの対処をしましょう。
保育園でも、離乳食を食べているのに260mlも飲ませている保護者がいましたが、こちらが飲ませ過ぎを注意しても聞き入れてくれませんでした。
ですが、かかりつけの医師から「ちょっと肥満気味だから少しミルクの量を減らすように」と言われたようです。
赤ちゃんが肥満かどうか気になる方は、医師や看護師さんに聞いてみるのもいいですね。
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体重の増え方について
体重の増え方の目安や、増えない場合の対処方です。
体重の増え方の目安
・生後3ヶ月までは、1日に約30g増えます。(1ヶ月に約1,000g前後)
・生後4ヶ月~生後6ヶ月までは、1日に約20g増えます。(1ヶ月に約300g~700g)
・生後7ヶ月からは、1日に約10g増えます。(1ヶ月に約100g~300g)
必ずしもこの数字通りというわけではありません。あくまでも目安なので参考にして下さい。
体重が増えない場合
体重がなかなか増えないと心配になる場合、おしっこやうんちの回数をチェックしてみましょう。
おしっこやうんちの回数が少ないと、ミルクの量が足りていない場合があります。
ミルクをあまり飲まない場合は、ある程度時間を決めてリズムを作ると飲ませやすくなりますよ。
水をあまり飲まない赤ちゃんは多いおいですね。
そういう場合、保育園では麦茶を飲ませています。
麦茶だと多くは飲みませんが、水よりは飲んでくれることが多くなります。
子供の水分補給にオススメな飲み物と飲ませ方を種類別にご紹介!
あまり頑張り過ぎないように
「決まった時間にミルクを飲ませなきゃ」
「ちゃんと決められた量を飲ませなきゃ」
「体重を増やすためにもっと頑張らないと」
こういう理由で頑張り過ぎている方も多いのではないでしょうか。
努力は必要ですが、頑張り過ぎると赤ちゃんとお母さんにもストレスとなり、悪影響が出てしまいます。
少し肩の力を抜いて子育てを楽しんでみましょう。
また、何でも一人でやろうとせずに夫婦で一緒にやるとか、周りにも協力してもらうところはちゃんとお願いして、子育てが重荷にならないようにできるといいですね。
さいごに
ミルクを飲む量は月齢ごとに変わっていきます。
月齢別ミルク量の目安や計算方法を知ることで、赤ちゃんに合ったミルク量が決められます。
赤ちゃんのミルク量が決められると、体重の増え方も調整できるし、与え過ぎにも注意できますね。
それでも気になることがあれば、周りに相談したり医師に相談したりと、一人で悩まず頑張り過ぎないで、子育てを楽しみましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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