ハイサイ!きんじょうです。
愛猫ねーこーの耳の状態を週に一度ほどチェックしています。
嫌がるねーこーを捕まえて耳の中をチェックしていると、右の耳の中だけ黒く汚れていました。
綿棒でとって綺麗にしてひと安心しましたが、気になったので翌日耳をチェックしてみたらまたびっしりと黒い汚れが!
耳掃除をしても、翌日には同じように黒く汚れるので毎日耳掃除をしました。
毎日続くと、さすがに気になってきたので動物病院で診てもらったら外耳炎と診断されました。
外耳炎はなかなか治りにくいとされている症状ですが、今ではすっかり完治して再発もしていません。
今回は、症状が出てから完治までの経過を書きます。
外耳炎ってどんな症状?
外耳炎とは、耳の穴の入り口から鼓膜までの外耳道が炎症を起こしている状態で、かゆみや痛みを伴います。
主な症状
①臭いが出たり、耳垢が溜まる
②頻繁に耳を掻く仕草をする
③しきりに頭を振る
④耳を家具などにこすりつける
⑤外耳道の皮膚が厚くなり、耳の穴が塞がる
ねーこーの場合は、①と②の症状がありました。
①の症状では臭いは少しだけ臭いましたが、それよりも黒い耳垢が多いことがびっくりで、綺麗に耳掃除しても翌日には黒い耳垢がびっしりと溜まっていたのがショックでしたね~。
②の症状では一生懸命耳をかいていたので、かゆくて辛かったんじゃないかな~と思いました。
そんな時は、気休めかもしれませんが耳の周りを掻いてあげていました。
これって耳ダニ症!?
やたらと耳をかくことが増えてきたときに気になったので、ネットで調べたら耳ダニ症というキーワードが出てきました。
耳ダニ症とは、
外耳道の皮膚にミミヒゼンダニが寄生し、外耳炎を起こす。
耳の中に黒い垢が多い時や、ひどく痒がって頭を振ったり、耳を頻繁に引っかくと耳ダニ症の疑いがあります。
ギャー!ねーこーの耳にダニが居るのか!?
そうだとしたら一刻も早く耳ダニを駆除しなきゃ!ということで、毎日ねーこーの耳掃除に励んでいましたが、掃除しては汚れ、掃除しては汚れの繰り返し・・・。
ミミヒゼンダニにも抜群の効果があるレボリューションを以前から処方しているのに全く改善されず・・・効いてないのか?
毎日頑張って耳掃除をしているのに全然治らないので、ちょっとだけ落ち込んだりもしました。
全然結果が出ないってきついです。
自然療法を試してみる
そこで、自然療法で効果があったというのを見たので私も実践してみました。
自作の自然療法で ガーリックオイルです。
作り方は、一片のにんにくを潰し、オリーブオイルに漬けて使用します。
早速やってみたけど改善されず・・・。
ネットの記事では多くの方が改善されたとあるのに、ねーこーは全然治りません。
自分で治すのには無理があるのかなと考えました。
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診てもらった結果、外耳炎でした
ここまでやっても成果が出なかったら、もう動物病院で診てもらうしかない!ということで、獣医師さんに診てもらいました。
獣医師さんに状態を説明して診察が始まり、黒い汚れを取ってチェックをしていました。
きんじょう:「これは耳ダニ症ですよね。」
獣医師さん:「これは耳ダニ症ではなく、外耳炎だね~。」
何てことでしょう!耳ダニではなく、外耳炎でした。
ネットで調べて勝手に耳ダニ症と信じ切っていたのですが、思いっきり勘違いをしていました。
ちょっと見ただけで症状を見抜く獣医師さんは、とても頼りになる存在ですね!
外耳炎の治療を決断する
外耳炎にかかっている猫は結構多いようです。
治療をしてもなかなか改善されず、長期間に渡って通院している猫ちゃんも多いと獣医師さんが言っていました。
獣医師さんから、「治りにくい子も多くいるけど、薬を出してみますか?」と、聞かれました。
最初は、「ペット保険にも入っていないから治療費も心配だし、治りにくいのに治療するのは嫌だな~」って思いましたが、いくら耳掃除をしても改善されないし、ねーこーを早く痒みから解放させてあげたかったので薬を試してみることにしました。
点耳薬を処方してもらいました
そこで処方された薬が、動物用ウェルメイトL3という点耳薬です。
細菌性および真菌性外耳炎に効果的な点耳薬とのことです。
やり方は簡単で、1日1回、耳の中全体に行き渡るよう3~5滴ほどを垂らし耳の付け根部分を軽くマッサージします。
一日目は、獣医師さんに教わるためにやってもらいました。
二日目からは自分でやりました。
頭を振って嫌がり、耳をぺたんと倒して掻くような仕草をしてはいましたが、痒そうな感じではなく炎症を起こしているところに薬が染みているのかなといった印象でした。
薬を垂らして四日目で黒い耳垢がほとんど出なくなり、七日目には黒い耳垢はまったく出なくなりました!
それからは、ねーこーも全然痒がらないので完治したと言ってもいいでしょう。
予防も大事です
猫の外耳炎の原因として、溜まった耳垢に細菌が繁殖して炎症を起こしたり、ミミヒゼンダニなどの寄生虫があります。
予防として大事なのは定期的に耳をチェックすることです。
一週間に一度は耳のチェックをして、汚れていたら綿棒で耳掃除をしつつ、寄生虫がいることによって耳垢が増える、炎症を起こして赤くなっていないかなどの変化を見ましょう。
予防をしていると、もし外耳炎になっても初期の段階で発見することができて、うちのねーこーみたいにすぐ完治することもありますよ。
オススメなグッズ
これがあるだけで簡単に耳の病気予防ができます。
ペット用の綿棒で長いタイプもありますが、猫の場合は普通の綿棒でも 十分使えます。
私は、スパイラルタイプが使いやすいです。
綿棒でそのまま耳掃除をするよりも、ローションを使うと耳に傷もつきにくく、清潔に保つことができます。
さいごに
獣医師さんが言ってましたが、点耳薬をやっても改善されなかったり、良くなってきてもしばらく経ったら再発する事も多くて猫の外耳炎は治りにくいとのことです。
外耳炎を治すため、地道に頑張っている飼い主さんが多いそうです。
ねーこーの場合は症状が初期だったのか、運が良かったのか一週間ほどで黒い耳垢はまったく出なくなったので点耳薬を止めたけど、再発はしていません。
痒がらないねーこーを見ていると、治って良かったなと本当に嬉しくなりました。
それからは、予防の為に日頃接しながら耳をチェックしたり、2週間に1回軽く耳掃除をしています。
あと、自作の自然療法で「ガーリックオイル」は、耳ダニ症にはとてもいい効果があるようです。
私の勘違いで外耳炎に使ってしまっていたので結果が出ないのは当たり前のことで、耳ダニ症に悩んでいる方は試してみるのもいいかと。
外耳炎を治していく過程で、耳ダニ症と勘違いをして間違った対処をしていたおっちょこちょいな私でしたが、自分で調べて実行して答えにたどり着き、完治することができたので良かったです。
今回の件では、動物病院で診てもらう前に自身で愛猫の状態を把握し、対処できることは自分で出来るように知識を増やしていくことも大事だと感じました。
大好きな家族の一員である猫ちゃんと、毎日快適に過ごせるよう楽しんでいきましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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