ハイサイ!きんじょうです。
愛猫ねーこーは、眠る前に私の毛布をガジガジと噛む時があります。
ゆっくり噛んでいたり、勢いよく噛んだりと、その時々で噛み方が違います。
激しく何度も舐めるときもあります。
何でそういうことをするのか疑問に思い、調べてみたらウールサッキングという行動というのがわかりました。
皆さんの愛猫ちゃんはウールサッキングしていますか?
やっていたとしたら、何故そんなことをするのか気になりませんか?
今回は、そんなウールサッキングをする原因や対処法などを書きます。
ウールサッキングとは?
猫が毛布やカーペット、段ボールなど、食べ物以外の物を食べてしまう「異食症」のこと総称としてウールサッキングと呼びます。
中には、クッションやカーペットなど、布という布に穴が開いてしまう程ガジガジしてしまう猫ちゃんもいるようです。
しょっちゅうそんなことをされてしまっては大変ですよね!
食べた布は、吐き出すか便と一緒に出てくれば問題ありませんが、体内に残ると良くないんです。
布が消化されずに胃に残ったり、食道に詰まらせたりすると手術が必要になる可能性も出てきます。
猫にとってはあまり良くないことなので、止めさせたいですね。
どうしてウールサッキングをしてしまう?
猫のウールサッキングってどうして起こるのか、実はまだ原因がはっきりしていないようです。
考えられる原因として、このような要因があります。
愛情不足によるもの
ウールサッキングをするのは、0~1歳の子猫に多くみられます 。
子猫の時に様々な理由によって母猫と離れることになってしまった場合、愛情不足になって布を食べることがあるようです。
ねーこーは、推定生後1ヶ月ぐらいで保護しましたが、少しだけウールサッキングがあったのはこれが原因かな?
ウール自体に興味を持っている
人間の汗や脇から出るにおいが好きという猫がいます。
羊毛の成分は人間の脇汗の臭いに似ていて、羊毛を使った毛布だとガジガジしてしまうことがあるようです。
食事が美味しくない
猫は好き嫌いが多く、ご飯が気に入らないとウールサッキングをしてしまうことがあります。
現在使っているキャットフードの食べ残しが多ければ、気に入っていないということかも知れません。
気に入っていても、 満足に食べきれていない場合にもウールサッキングになる可能性があります。
ストレスを感じている
飼い主さんに構ってほしい、面白くない、退屈などの理由でストレスを感じている場合にウールサッキングをしてしまうことがあります。
病気を患っている
寄生虫にかかっている、猫エイズ、猫白血病などの病気を患っている場合にウールサッキングをすることがあるようです。
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ウールサッキングを止めさせるには?
さて、このウールサッキングという行動ですが、治療することは出来るでしょうか?
残念ながら、ウールサッキングは動物病院で治せるものではありません。
でも安心して下さい、家でも出来る対策がありますよ!
まずは出来ることからやっていきましょう。
布製品を遠ざける
いつも同じ布ばかりを噛む場合、片付けるか別の部屋で使って猫から遠ざけてみましょう。
そうすると、いつの間にかウールサッキングを止めていることがあります。
猫にたっぷりの愛情を!
母猫と離れることによる愛情不足、退屈や寂しさなどのストレスをかかえているなら、たくさん遊んであげてストレスを発散させてあげましょう。
1日に15分程度でいいから時間を作り、思いっきり遊んであげるのも改善につながります。
キャットタワーがあれば、猫がいつでも運動できるのでおススメです。
ねーこーは、下半身不随なのでキャットタワーは使えません。
なので、レーザーポインターや猫じゃらし、かくれんぼや追いかけっこなどで一緒に遊んでコミュニケーションをとっています。
たくさん遊んだ後は、疲れてぐっすり眠ってくれますよ。
食事の見直し
キャットフードが好みでないと、食事に満足できないのでストレスになってしまいますよね?
例えば、キャットフードを変える、食事量を増やす、食事の回数を増やすなどの食事の見直しをしてみましょう。
ただし、 食事を与えすぎると肥満になってしまうので、猫に満足感を与える量と回数を試行錯誤して様子をみましょう。
猫草を与える
食べ物以外を口にするのが好きな猫にオススメなのが猫草です。
お腹の毛玉も取れるので、一石二鳥ではないでしょうか。
ねーこーは猫草が大好きで、ベランダに出すと猫草めがけてまっしぐらです!
苦手な匂いをつける
猫は柑橘系の匂いが苦手です。
よく噛むものに柑橘系の皮をスリスリしたり、皮をつぶして皮汁をかけてみましょう。
猫は鼻が利くから少量で効果があるので試してみてくださいね。
ここで注意ですが、 「アロマオイル」は絶対に使っちゃダメです!
猫は体でアロマオイルの成分を代謝出来ないので、体に害を及ぼしますよ。
健康診断をする
何をやっても改善されない場合は、病気を疑ってみては?
病気にかかっているとウールサッキングをしてしまう事もあるようなので、動物病院で診てもらうのも対策の一つです。
健康であれば、他の原因を探ることもできます。
オススメなグッズ
グッズを使ってウールサッキングの解消に役立てましょう!
猫草をガジガジしてストレス発散!
さいごに
ウールサッキングの怖いところは、 体内に入った異物を吐くか便と一緒に出せなかったら手術!という場合もあるので、しっかりと観察して改善していきましょう。
でも焦ったり、心配し過ぎないくらいに取り組みましょう。
猫だって生きている以上、色んな考えをするはずなのでイライラすることだってあるでしょう。
なので、ちゃんと愛猫と向き合っていればその時々で対応していけますよ!
ねーこーは、最近はほとんどウールサッキングをしなくなっています。
おもちゃで遊んでいるのも良い結果が出ているかも。
ですが、再発しないようしっかりと様子を見ていきます。
皆さんの愛猫がウールサッキングをしているのなら、焦らずにひとつずつ試していけば改善されていくので頑張りましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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