子供のケンカはすぐに止めないで!親の対応として見守ることも必要

ケンカ しつけ
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ハイサイ!きんじょうです。

子供が集まると、どうしてもケンカが起きます。

そういう時、皆さんは「あ~もう!ケンカはダメよ」ってすぐに止めてはいませんか?

実は、子供のケンカはすぐに止めないで見守るほうがいいんです!って言ったらどう思いますか?

「ケンカ」と聞くと、あまり良いイメージを持たないけど、 「子供のケンカ」は、やらせないよりやらせた方がいいんです!

では、なぜ子供のケンカについて見ていきましょ

子供のケンカはすぐに止めないで見守ろう

ケンカ

子供のケンカってすぐに止めてしまいがちですが、そこをグッと我慢して見守ることも必要なんです。

「子供がケンカをしていたら止めないとダメでしょ!」ということを聞きますね。それは、子供が傷ついてほしくないという親としての気持ちというのも理解できます。

ですが、子供のケンカを止めるということは、 子供の学びを止めているということでもあるんです。

それってどういうこと!?って言われるかもしれませんが、子供のケンカにはこれからの人生にとって大切なことがたくさんあるんです!

 

子供はケンカを通して生きる力を学んでいる

姉妹ケンカ

子供は、ケンカを通して生きていくために必要なことを学んでいるんです。

痛みを知る

ケンカをすることで、叩いたり引っかいたりすると痛いんだ!ということを知ることができます。

痛みを知っていない子供に対して、 言葉で伝えるだけでは絶対に痛みを理解することは出来ません。

なので、子供が力の弱い幼少期のころからケンカを経験させてあげて、痛みを実体験から学ばせてあげましょう。

そうすると、「こんなことしたら痛いでしょ?」と教えるときに子供も理解しやすいですね。

協調性を学ぶ

ケンカは、お互いの主張のぶつかり合いですね。

何度もケンカをしているうちに、相手に自分の気持ちを分かってもらおうとしたり、相手の気持ちを分かろうと考えるようになります。

 

保育園でもおもちゃのとり合いでケンカが起きますが、お互いに学んでいくと「このおもちゃを貸して」と自分の気持ちを伝えたり、「これ使っていいよ~」と渡したりと、自分達で解決できるようになってきます。

 

子供同士でもちゃんとコミュニケーションをとって、どうした方が一番楽しいのかを考えることで協調性を学んでいます。

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子供のケンカに対して親ができること

親が子供を慰める

子供のケンカを見守るだけで何もしなければ子供の成長につながりません。

子供のケンカに対して親がどう関わっていけばいいのでしょうか?

見守る

ケンカが始まったら、今は経験しながら学んでいるんだと思って見守りましょう。

ただし、 いつまでも続いて解決しそうにないときや、引っかいたり噛んだりするとき、何か物を使って叩こうとしたときには止めましょう。

軽い傷ならいいんですが、引っかいたり噛んだりすると傷が残ってしまって大きな問題になったりすることが稀にあります。

他の保育園での話ですが、女の子に顔に傷跡が残りそうということがあって、役所まで絡んで大変だったそうです。

言い分を聞いてあげる

まずは、どうしてケンカになったのかを聞いてあげましょう。

ひと通り話を聞いた後、「○○は何でそうしたと思う?」「それじゃあ面白くないよね」と共感してあげます。

そのあとに、その行動に対して相手がどう思うのか、自分には悪いところがなかったのかを話しましょう。話すことで、自分でも考えることができます。

 

保育園でも、お迎えのときに「○○とケンカした~」って子供が報告すると、「可哀そうに、○○(本人)は悪くないよね!」という保護者の方もいます。

子供が成長できるチャンスなのにもったいないです!

そのままにしておくとその子は自分のことしか考えなくなるので、保護者の方にはケンカのことを子供から聞いて、そのあとにきちんと話すようお願いしています。

そんなことを言うと、保護者から煙たがられることもありますが・・・。

場合によっては叱ることも大事

時々、何もしてないのに叩いたり、高いところから落とそうとしたり、道具を使って攻撃をしてしまう子もいます。

そういう時は、しっかりと叱った方がいいです。

ここで気をつけないといけないのは、 頭ごなしに怒らないということです。

怒ってしまうと感情的になってしまうので、ダメな理由を話しながら厳しく叱りましょう。

ここでは、 危ないことはもうやってはいけないということをわかってもらうことが大事です。

保育園との連携も必要

保育園に通っていると、ケンカは起こりやすいです。

私の保育園でも、みんな元気いっぱいにケンカしていますよ(笑)

 

保育園でのケンカは保育士さんから報告は受けているとは思いますが、そこで保育士さんに高圧的な態度をとってはいけません。

子供が怪我をしないか心配になるのも分かりますが、保育士さんに対してキツめに接してしまうとその子がケンカをしないようガチガチに監視され、ケンカして成長できるチャンスを奪われてしまうかも。

そこは保育士さんとしっかりと連携をとって、ケンカに対しての共通認識を持っておいた方が安心できるし、お互いがやり易いですね。

 

私の保育園でも、ケンカに対してはある程度大目に見てもらっています。

ちょっとしたあざくらいなら、「子供だからしょうがないよね~、お互い様だね~」って理解してもらえることがとても有難いです。

ただし、大きな怪我は絶対にさせないように気配りをしています。

 

保育園選びには、ある程度のケンカはOK!っていうところをオススメします。

さいごに

握手

 

ケンカは、痛みを知る、相手のことを考えることができる協調性を育てるということが分かっていただけたでしょうか?

ケンカをする相手がいるということがとても有難いことですし、それだけコミュニケーションがとれるということでもあります。

 

子供にどんどんケンカをさせましょうとは言いませんが(笑)、ケンカをしたときは「成長のチャンスだ!」という気持ちを持って子供と接してみてはいかがでしょうか。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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