ハイサイ!きんじょうです。
猫ってよく眠りますよね~。
ちょっと寝過ぎなんじゃない?って心配になる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そこで、今回は猫の睡眠時間について書きます。
猫の1日の睡眠時間は?
猫という名前の由来が「寝子」といわれているほど、よく寝ます。
猫の1日の平均睡眠時間は、何と14時間程だそうです。1日に20時間も寝る猫もいるようです。
うらやましいですね!たまにはこんな生活をしてみたいもんです。
年齢別の睡眠時間
年齢別の睡眠時間をまとめてみました。
★生まれたて・・・生まれてから6週頃まではお乳を飲むか排泄をしているとき以外はほとんど眠っています。
離乳食を食べる頃からは少しずつ動きが出てくるので、睡眠時間は18~20時間になってきます。
★生後2ヶ月・・・18時間ほど。
★生後4ヶ月・・・16~18時間ほど。
★生後半年以降・・・14~16時間ほど。
★7才~・・・18~20時間ほど。
1日の半分以上は眠っているって、ちょっとうらやましい。
猫はよく眠っているイメージがあったけど、本当にたくさん眠っているんですね。
猫の睡眠時間が長い理由
猫の睡眠時間が長いのは、生きていくためのちゃんとした理由があります。
子猫の睡眠は成長に必要
子猫がよく眠るのは、睡眠中に成長ホルモンが分泌されるためです。
子猫の睡眠が足りないと、発達障害や免疫力の低下になる可能性があるので邪魔をせずにしっかりと寝かせてあげましょう。
体力を温存するため
猫がよく寝るのは、体力を温存するためです。
野生の本能が残っていて、狩りをするとき多くのエネルギーを必要とするために温存しているという訳です。
食べ物を消化するため
猫は肉食なので高カロリー食です。そのため、消化に必要な十分な睡眠が必要なのです。
眠りが浅いので、睡眠時間が長い
猫には、眠りのサイクルがあります。
- レム睡眠・・・・・30分~90分(全体の80%)
- ノンレム睡眠・・・6分~7分(全体の20%)
レム睡眠(浅い眠り)が30分~90分、ノンレム睡眠(深い眠り)が6~7分のサイクルで寝ています。
人間の睡眠とは真逆なんですね。
猫にレム睡眠が多い理由は、外敵や獲物が近づいてきた時や大きな音や振動などにすぐ反応するためです。
猫が寝ているときに耳が動いたり手足がピクピクと動くのは、レム睡眠(うたた寝)の状態です。
レム睡眠のときは、猫も夢を見ていたりするそうですよ。
猫もちゃんと夢を見ているんだな~と思うと、何だか愛おしくなりますね。
どんな夢を見ているのか覗いてみたいです。
ウチのねーこーは下半身不随なのですが、寝ているときに後ろ脚をピクピクさせていることが多いです。
いびきは聞いたことはありますが、寝言はまだ聞いたことないなぁ~。
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猫は十分に睡眠がとれないとストレスになる
猫は、睡眠時間が短いとストレスを感じます。
猫は眠りが浅いので多く時間を寝て過ごしますが、 寝ている姿が可愛いとつい撫でたりして起こしてしまうと睡眠不足になってストレスをかけてしまいます。
ストレスが溜まると、落ち着かなくなり乱暴になったりすることもあるので、寝ている間は出来るだけそっとしてあげましょう。
ねーこーの場合、眠たいときに撫でたり名前を呼ぶとダミ声で「ミャ~~~~~!」と長めに鳴きます。
猫の寝心地が悪いときのサイン
猫の寝心地が悪いときにするサインは、
- 寝返りばかりで落ち着かない
- しっぽを大きく左右に振る
- 寝る場所を頻繁に変える
などがあります。
寒いときには、ソファーや布製品などの暖かい場所、暑いときは、フローリングなどの冷たい場所に寝ます。
ねーこーは、暑さ寒さに関係なくクッションやタオルケットなど、ふかふかなところを好んで寝ます。
猫の寝相でわかる心情
猫の寝相で、「今はリラックスしているな」とか「警戒しているな」というのがわかります。
仰向けで寝る
お腹を見せてで~んと寝ている場合は、完全に安心しきっている状態です。
あと、室内が暑かったりすると仰向けで寝たりします。
楽な姿勢で寝る
体をピーンと伸ばしている、丸まっていてもお腹を見せている寝相はとてもリラックスしている状態です。
暖かい場合でも、で~んとなって楽な姿勢で寝たりしますね。
香箱座りで寝る
前足をお腹の下にたたんで座っている状態を香箱座りといいまして、のんびりリラックスしている状態です。
足の裏を床につけて眠る
猫は、警戒していたり寒いときにはかがんだ状態で丸まって寝ます。
足の裏がついている場合は、警戒心が強い状態で何か危険がせまったら、すぐ逃げ出せる体勢をとっているからです。
寒いときも丸くなって寝ったりしますが、床が冷たくて体の接地面を少なくしたいということもあるので、そういう寝相をしていたら毛布など温まれるものを敷いてあげるといいでしょう。
老猫になると睡眠時間はもっと多くなる
老猫の多くは、睡眠時間が長くなる傾向にあります。
様子を見て、体調に変化がない場合にはそのまま寝かせて下さい。
その方が体力も維持できるでしょう。
逆に、元気だったのに急に寝たまま動こうとしない場合は、病気にかかっている可能性があるので動物病院で診てもらいましょう。
さいごに
猫がよく眠るのは、子猫のときは成長ホルモンが分泌されるためであったり、体力の温存であったりするので、ゆっくり眠れる環境も必要です。
皆さんも猫が眠っている姿を見ていると、とても幸せな気分になりませんか?
愛猫にはしっかり眠ってもらって、起きている時には一緒に思いっきり遊びましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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