ハイサイ!きんじょうです。
保育園で保護者の方から、「子供がなかなか眠ってくれない」という話をよく聞きます。
何時に眠るのか聞いてみたら、なんと22時や23時!
明らかに睡眠不足になりますが、昔と比べて子供の睡眠時間に対する意識が低くなっているように感じます。
そこで、睡眠不足による原因や影響、理想の睡眠時間を調べてみました。
子供の睡眠時間の理想
年齢別に睡眠時間の理想が出されています。
年齢 理想の睡眠時間 0~3ヶ月 14~17時間 4~11か月 12~15時間 1~2歳 11~14時間 3~5歳 10~13時間 6~13歳 9~11時間 14~17歳 8~10時間 18歳以上 7~9時間 引用元:「必要と考えられている人間の年齢別睡眠時間(2015 米国国立睡眠財団公表)」
絶対にこの睡眠時間通りでないといけない!ということではありません。
個人差があるので、この表を参考にお子さんの睡眠時間と照らし合わせてみて下さい。
睡眠不足の原因
子供が睡眠不足になる原因は色々あります。
日中の遊び方
日中、家でのんびりしていると夜更しになりがちです。
子供は体力があるので、日中にたくさん体を動かせていないといつまでも遊ぼうとします。
多少の疲労感がないと、体が休もうとしないので寝つきが悪くなってしまいます。
共働きによる就寝時間の遅れ
共働きの家庭だと、夕方以降に帰宅してからご飯の準備やお風呂などの家事に追われますよね。
そうなると、どうしても就寝時間が遅くなってしまいます。
夜間の外出
夜間のコンビニやデパート、ファミレスなど、深夜までやっている店舗が増えてきたのと比例して、夜間にそういった店舗で子供を見ることが増えてきました。
家に帰っても目が冴えている状態ではすぐに眠れず、睡眠不足になってしまいます。
21時や22時に見かけることも多いのですが、いったい何時に寝かせているんだろう?と考えさせられます。
TVやスマホ、インターネット、ゲームの使用
TVやスマホ、インターネット、ゲームをやっていると、時間の感覚が曖昧になってしまいます。
そのせいで、ちゃんと子供をみていないと深夜まで起きていることも多くあるのではないでしょうか?
TVやスマホ、インターネット、ゲームを終えて眠ろうとしても、脳が働いているままだと寝つきが悪くなって睡眠不足になります。
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睡眠不足による影響
睡眠不足になると、このような影響が出ます。
イライラする
睡眠不足になると、イライラしやすい子が多いです。
保育園でも、夜更かしが多い子はイライラして大きな声で怒鳴ったり、些細なことでお友達にケンカを吹っ掛けることもよくあります。
そういう場合は、注意したり叱ってもなかなか良くならないんですよね~。
免疫力の低下
睡眠中に様々なホルモンが分泌されて体の機能を整えていきます。
ですが、睡眠不足だとホルモンの分泌が少なくなって体内のバランスが崩れてしまいます。
そうなると、免疫力が低下して体調を崩しやすくなります。
保育園でも、しょっちゅう熱を出したり流行性の病気になりやすい子は、不規則な生活で睡眠不足である傾向にあります。
交感神経、副交感神経の乱れ
睡眠不足だと様々なホルモンの分泌が少なると、交感神経と副交感神経の乱れが出ます。
交感神経と副交感神経の乱れは、朝起きれない、高血圧、高血糖、肥満などを引き起こします。
保育園でもここ数年、朝登園した後にダラダラしてあくびばかりしている子が増えてきています。
学力の低下
睡眠不足になると学力が低下します。
睡眠にはノンレム睡眠、レム睡眠がありますが、 ノンレム睡眠は体と脳を休める働きがあって深い眠り、レム睡眠は夢を見る睡眠で浅い眠りです。
レム睡眠は記憶に関係するのですが、睡眠不足になるとレム睡眠も少なくなるので記憶したことが定着出来なくなります。
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睡眠不足の解消法
睡眠不足の解消法を紹介します。
早起きして朝日を浴びる
早起きをして、ちゃんと朝日を浴びましょう。
いきなり早寝させようとしても難しいので、多少ぐずっても早起きさせる方がやりやすいです。
早起きをして朝日を浴びると、体内時計がちゃんと働くようになります。
また、メラトニンというホルモンが分泌されて夜に寝つきがよくなります。
朝食をとる
朝食をとると目が覚めます。
胃や腸の働きがよくなり、脳に栄養が回って頭がスッキリしますよ。
しっかりとしたメニューが理想ですが、時間がない場合はおにぎりとかはオススメです。
保育園に向かう車の中で菓子パンを食べさせている方が増えてきましたが、それはオススメしません。
できれば、おうちで家族一緒の朝食がいいですよ!
昼間に体を動かす
昼間は、しっかりと体を動かせましょう。
子供の有り余った体力を使わせないと、夜になってもなかなか眠ろうとしません。
公園に行ったり散歩をすれば、子供と一緒に自分も体を動かせることができますね。
子供同士でたくさん動けるということで、保育園に通わせるというのもオススメです。
昼寝は15時まで
昼寝は15時までに済ませた方がいいです。
夕方に眠ってしまうと、目が覚めてしまって夜は眠れなくなってしまいます。
保育園では大体2時間くらい昼寝をさせますが、15時に起こせるようにしています。
昼寝をしっかりさせれば、就寝時間までは居眠りせずに起きれますよ。
TVやスマホ、インターネット、ゲームは早めに終わらせる
TVやスマホ、インターネット、ゲームは楽しいから時間を忘れて熱中してしまい、夜更けまで遊んでしまうこともあるのではないでしょうか?
就寝ギリギリまでさせていると、体は疲れていても脳が冴えている状態なので寝つきが悪くなってしまいます。
それでは睡眠不足になるので、20時までには終わらせた方がいいでしょう。
子供とスキンシップ、コミュニケーションをとる
夕食や入浴が終わり就寝時間までの間に、子供とスキンシップやコミュニケーションをとると眠りにつきやすくなります。
スキンシップをとると、幸せホルモンのオキシトシンの分泌量が増えます。
そうすると情緒が安定する効果があるので、子供は安心し落ち着いて眠ることができます。
コミュニケーションも大事で、子供はストレスの軽減や安心感が得られますよ。
就寝前の決まりごとを作る
「おやすみなさい」の挨拶はもちろんですが、絵本の読み聞かせや明日の目標を何か一つ報告させるなど、決まりごとを作りましょう。
毎日続けることで、もう眠る時間なんだと自然に体が覚えていくでしょう。
オススメの安眠グッズ
なかなか眠ろうとしてくれない時には、安眠グッズを使うのもオススメです。
楽しみながら自然と横になったり、安心して眠れるようなグッズを紹介します。
赤ちゃんが泣くと、「みまもりセンサー」が働き自動で動き出します。15分でオフになるタイマーも付いていて便利です。
ベビーベッドへの取り付けも床にも置けるので、都合に合わせて使えますね。
壁や天井に写して、観たり聴いたりしているうちに眠りにつきます。天井に写すので、子供も自然と横になってくれるので眠りやすい環境を作ってくれますね。
オーガニックコットン100%のパイル生地なので、子供が口に入れても安心ですし、汚れたら丸洗いできます。
何かを握らないと寝付けない子供もいるので、ぬいぐるみだと愛着もでて安心して眠れるのではないでしょうか。
波の音、鳥の声、虫の声、自然の音、子守歌2曲が入っており、光の揺らぎと合わさって安眠効果抜群です。
子供が大きくなっても使えますし、子育てにお疲れのお母さん方にも使えていいですね。親子で癒されましょう!
さいごに
睡眠不足の原因は、日中の過ごし方や夜間の外出、就寝時間の遅れ、TVやスマホ、インターネット、ゲームなどの理由が挙げられます。
そういった原因を放っておくと、イライラや免疫の低下、交感神経や副交感神経の乱れ、学力の低下などの影響が出ます。
睡眠不足に対処していくのも大変でしょうが、子供の将来のためには今のうちに改善した方が絶対にいいです!
保育園の園児の中でも、 しっかりと睡眠がとれている子と睡眠不足の子では色んなところで差が出てきます。
なので、今一度子供の睡眠についてチェックしてみてはいかがでしょうか。
しっかり睡眠をとって、毎日楽しく過ごせるといいですね!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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