ハイサイ!きんじょうです。
保育園を営んでいると、子育て疲れしているお母さん方に接することもよくあります。
ただでさえ大変な子育てなのに、身も心もボロボロな状態だとすべてがきつくなってもっと大変ですよね。
そこで、今まで子育て疲れのお母さん方に接してきた経験から、その原因や対処法を伝えます。
子育て疲れで「一人になりたい」「イライラ」となる原因
子育て疲れの原因は人それぞれにありますが、主な原因があります。
一人で頑張り過ぎる
育児をすべて一人でこなそうとするおかあさんがいらっしゃいますが、結構しんどいことです。
近年「ワンオペ育児」といって、一人で育児を全部こなすということが問題にもなっています。
一人で頑張り過ぎているということは、もうすでに無理をしているということなので、育児から解放されたいとか、イライラしてしまうということになるのです。
仕事・家事・育児の両立
今の時代は共働きの家庭が多いので、仕事をしながら家事や育児に追われるお母さん方もいらっしゃいます。
仕事で疲れて帰ってきても、家事や子育てに追われていたら心も身体も休まることができません。
心と身体が疲れていても仕事・家事・育児って放り出せないから余計に頑張ってしまいますよね。
そうなると、ストレスが溜まってイライラしてしまうし、一人になりたい!ってなってしまいます。
子供が言うことを聞かない
乳幼児の子育てをしていると、授乳や下の世話、夜泣きなどがあるので休みなく世話が続きますね。
乳幼児に言うことを聞かすなんて無理なのは分かっていても、泣きや睡眠不足にはやっぱり疲れてしまいます。
子供が大きくなってきたら授乳や夜泣きからは解放されますが、子供って言うことを聞いてくれずにやっちゃいけないことばかりやってくれますよね。
2歳くらいからのイヤイヤ期が始まると、余計に家事や子育てに手間取ってイライラしてしまいます。
離婚が子供に与える影響!保育園経営者がおオススメする5つの対応術!
子育て疲れ度チェック
あなたの子育て疲れ度をチェックしてみましょう。
1.朝起きても疲れがとれない
2.やる気が出ない
3.食欲がない
4.イライラが増え、子供によく怒鳴ってしまう
5.外に出て人に接したくない
6.訳もなく泣く
7.子供に愛情が湧かない
1~3までは、子育て以外にも原因があったりしますが、4~7のどれかひとつでも当てはまると結構お疲れの様子です。
4~7に当てはまる方で 「頭では分かってはいるけど 、自分で止めることができない」という方は、無理をしないで専門機関や心療内科に相談してみてはどうでしょうか。
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子育て疲れの対処法
子育て疲れだと感じたときの対処法があります。
一人の時間を作る
息詰まったときには、一人の時間を作ることは大切なことです。
一人の時間が作れたら、ショッピングやドライブ、図書館、映画、おもいっきり昼寝をするなど、何でもいいから自分が楽しいことをしましょう。
気持ちがリフレッシュできると、子供への接し方や見方が変わってくるはずです。
外に出る
ずっと家にこもっているよりも、子供を連れて外に出ましょう!
モヤモヤした気分のまま家にこもっていると、どんどんネガティブな感情が大きくなってしまいます。
思い切って外出し、子供と公園で一緒に遊んだり散歩をすることでモヤモヤした気分もスッキリしますよ。
軽い運動をする
ちょっとの隙間時間ができたら軽い運動をするのもいいですよ。
運動はストレス発散にもなるので気分転換になります。
一人の時間が作れたなら、ジョギングやウォーキングで汗や流すと気分もスッキリして、ポジティブな気分になりますよ。
ストレッチやヨガなどは、子供の昼寝中にも気軽にできますね。
あと、 ラジオ体操はオススメで、3分くらいで結構な運動になりますよ!
良い母親をやめる
「母親は完璧でなければ!」「子育てはこうあるべきだ!」という風に、何でもできる良い母親でいようとするのはやめましょう!
良い母親でいようとすると、周りと比べて自分を追い込んだり、理想通りにできないと落ち込んでしまいますよ。
「子育て=母としての学び」なので、全然完璧である必要はないのです。
自分を追い込むのではなく、できた自分を褒めてあげるくらいの気持ちで子育てをしましょう。
夫婦で話し合う
子育ては父か母どちらか一方でやるのではなく、共に協力してやっていくのが一番です!
一人で抱え込んでいると、精神的にもつらくなって育児ノイローゼにでもなったら大変です。
どんなに仕事が忙しくても、きちんと話し合って役割分担しましょう。
今の時代、 父親は仕事があるから子育てには参加できないなんていうのは通用しません。
保育園に送迎する、休日には遊びに連れ出す父親とたくさん接してきましたが、そういう家庭は自然と話し合いができているようで夫婦仲がいいところが多いです。
お風呂に入れる、買い物をする、保育園に送迎など、できることはたくさんあるので家庭のためにしっかりと子育てに参加させましょう。
保育園に預ける
保育園に預けるのに罪悪感があるなんて聞きますが、全然そんなことないですよ!
保育園に預けることによって子供も友達とたくさん遊ぶことができるし、お母さん方も家事や自分の時間を持つことができるので、みんなが得をするのです。
保育園では、月預かり以外にも一時預かりもやっていますので、まずはお試しに預けてみるのもいいかも。
私の保育園にも、月に数回一時預かりされるお母さんがいます。
子育て疲れがピークになる前に預けに来られるので、良い保育園の利用の仕方ですね。
子育て相談所に連絡してみる
子育てに息詰まっても相談できる相手がいないという場合は、子育ての悩み相談サイトだったり、各自治体がやっている子育て相談窓口に連絡してみましょう。
一人で悩んでいても解決するのは難しいので、誰かと話すことで気がまぎれたり、解決の糸口が見つかったりもしますよ。
こういうサイトもあるので、まずはご覧になってみてはいかがでしょうか。
さいごに
子育て疲れで「一人になりたい」「イライラ」となるのは、ワンオペ育児といってお母さんが一人で頑張りすぎるというのが主な原因です。
一人で頑張っていると心身共にきつくなってストレスにもなり、子供にもあたってしまう可能性があります。
そうならないよう、一人の時間を作ったり、外に出たり、保育園を利用したりと周りの人に協力を求めたりして子育て疲れに対処していきましょう。
自分でもどうしたらいいのか分からなくなったら、無理をせずに子育て相談やサイトに連絡してみましょう。
子育てって本当に大変で、楽をして子育てをしているお母さんはいません。
一人で頑張りすぎないで旦那さんや周りの人に協力をしてもらったり、時には甘えたりすることは全然悪いことではありませんよ。
子育て疲れを解消して、楽しんで子育てができますように!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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